やさしいイタリア人

今回の一人旅で珍しくレンタカーを使わずに公共交通機関のバス・地下鉄・鉄道で移動しているので
なかなか地元の人たちと触れ合う機会が多くて
個人的にはかなりハッピー。

基本的に皆やさしいです。
バスの乗り方を聞いたら、バスの運ちゃんに
このひとどこどこまで行くからよろしくねって(たぶん)
わざわざ言ってくれたり。

バスに乗って、Aまで行きたいんだけど
「クエスト アウトブス A?」みたいな片言にもならない
イタリア語で聞いておくと
Aのバス停に着くとうしろからつんつんと
ここだよって教えてくれたり。

今日は田舎の鉄道駅で切符が買えずに困ってて
ねえねえ、って聞いたら一緒に悪戦苦闘。
見ているうちにこっちが操作方法わかっちゃって
自分でやって、お互い苦笑い、でも笑顔で「グラッチェ」
っていってあげると向こうもにやり。

後ろの人がタバコ吸ってて
気がついたら自分のかばんに灰が落ちていて
内心ムカッて思いながら払っていると
うしろから「スクージ」と言う声で振り向くと
申し訳なさそうなでも笑顔。
そしたらやっぱりこっちも笑顔で返すでしょやっぱり。

なんか笑顔で何でも許せちゃうって素敵だなって思います。

でも、ローマの地下鉄夜10時で入り口のシャッター下りてた。。。まあ狭い街なので歩けばいいんだけど。
ほんといろいろな人に助けられているしつまらないことで
怒らなくなります(ウソ)。ネタにはこまりません。


イタリア人の注目を集める方法


今日は朝からずっと周りの視線を感じていました。
もちろんその理由は。。。。

マスクをしているから。
私がしていたのは最近日本ではやっている変な形のではなく
ごくごく普通の長方形の白いマスク。

でも、そういえばイタリアでマスクをしている人って
これまで見たことない。
イタリア人ってマスクしないの?それとも風邪引かない、わけないし。
おしゃれっこイタリアーノはマスクなんて無粋なものは
つけないのか。

大人はもちろん、子供なんかあからさまに見ます。
それで視線が痛くて相手を見ると、一瞬目があって
彼ら目をそらす。これの繰り返し。

マスクを外すと、全然視線を感じなくなる。

なんなんでしょうかね。
イタリアだけなのかヨーロッパの文化なのか不思議な一日でした。